竹楽器つくり・演奏ワークショップ
フィリピン・カリンガ族の竹楽器を、地域の竹を使い制作し、演奏するワークショップです。日本、フィリピン、ミャンマー、アメリカなどで開催してきました。ワークショップでは、以下のような竹楽器を取り上げています。
*バリンビン/ 別名デビルチェイサー。悪霊を退治し、善霊を呼び込む楽器とされ、その音色はウォンウォンと、まるで鳴り響くブザーのよう。旅人が旅の途中で疲れてきた自分を鼓舞するために打ちならすこともあるそうです。
*サッガイプ/ ピーッ、ピッ、ピーッ、ピッ、と平和のメロディーを高らかに奏でます。昔、この地域には部族間の争いを終結の儀式として、相手の村まで平和の行進をする伝統がありました。村の誰もが吹けるシンプルな楽器です。
*トガトン/ ヒーリングの儀式に使われることの多い楽器で、トォントォンという音色は本当に心地よく、安らぎを誘います。長さの異なるトガトンから編み出される高さの違う音のアンサンブルは、一度は聞いてもらいたい、癒しのメロディーです。
*ウリモン/ いわゆる鼻笛。村で男性が意中の娘に求愛する際、また闘いの前に気持ちを静めるために演奏されました。集中して、鼻息を穴にそーっと吹き入れることで、心地の良い音を生み出すことができ、それは自身のはやる気持ちを押さえるという効果もあります。
☆藤野における、自然の中でのトガトン制作・演奏ワークショップ
参加者でアーティストの傍嶋飛龍さんがブログで当日の様子を詳しくご紹介くださっています。
☆People Tree(自由が丘)様でのバリンビン制作・演奏ワークショップ
お店の前のスペースを使い、実施しました。
☆asobi基地様との共催の子供向けバリンビン&サッガイプ演奏ワークショップ
大人も子供も一緒に、バリンビンとサッガイプの演奏を楽しみました。
☆石見智翠館高校(島根)での竹楽器全般演奏ワークショップ
本ワークショップは、午前中は山下による講演とセットで、午後はライブとセットで実施しました。詳細は生徒の皆さんによるブログ(1本目/ 2本目)をご覧下さい。
☆古民家やお寺、カフェなどでのバリンビン制作・演奏ワークショップ
多数実施しています。高知のお寺とカフェでのワークショップの様子を映像でご覧ください(前半)
竹をつかった建築やインテリアを制作するワークショップ
フィリピン・カリンガ族の竹にまつわる技術や叡智を使い、地域の竹で建築やインテリアを制作するワークショップを行なっています。
☆御殿場における、森の中での野外ステージ制作(2015)
製作の様子をは、こちら映像の後半をご覧ください。
☆藤野における、竹刈りとドーム制作
まず竹を刈り、それを材料に鶏小屋用のドームを作成しました。1日のみのワークショップ。
☆藤野における、コクーンチェア制作
籐ブレスレット制作ワークショップ
ラタン(籐)のブレスレットを作成するワークショップです。飾りに使う、天然石ビーズを選ぶところも、とても楽しいワークショップです。